2025年9月16日
遊びながらコミュニケーションを学ぶ
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遊びながらコミュニケーションを学ぶ
あしたデイズには、定番ものから、学べるカードゲームが色々とあります。
何か取り組むことがあると、それをネタにコミュニケーションが自然に取れるので、複数人で遊べるゲームはよくやります。
先日、子どもの授業参観にいった時に教室の後ろにあるロッカーの上にあったカードゲームコーナー。自分が小学生のころは、ドッジボールくらいしかなかったのに、今は、そんな遊びも用意されているんですね。
あったのは、トランプやウノ、ナインタイルといったカードゲームがありました。友だちと交流を深めるためには、カードゲームの一つや二つ、嗜んでおかないと、仲間に入れないといったこともあるかもしれません。
仲良く遊ぶためにじゃんけんをして買っても負けても受け入れること、順番を守ることもゲームを通して学べます。また、ゲームそれ自体がコミュニケーションを意図した構成になっているものもあるので、遊ぶことでそうせざるを得ない、例えば、嫌でも協力しないとクリアできない、いやでも相手の気持ちを考えないと正解にたどり着けない、いやでも覚えておかないとカードを取れないなど。
自分がその時代の時は、そんなこと考えたこともなかったですが、誰かと一緒に遊ぶことでたくさんのことが学べているんですね。
文部科学省がサイトで公表している子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題*にもあるように、子どもの発達は、「子どもが自らの経験を基にして、周囲の環境に働きかけ、環境との相互作用を通じ、豊かな心情、意欲、態度を身につけ、新たな能力を獲得する過程であるが、身体的発達、情緒的発達、知的発達や社会性の発達などの子どもの成長における様々な側面は、相互に関連を有しながら総合的に発達する」とあります。
学校に行くと、意図せずとも他者と関わり、学べる環境があり、なにかしらを吸収し、成長していける環境ではあります。自主性が必要ではありますが。
ただ、学校の環境でうまく関われなかったり、その背景は関わり方を知らなかったり、自主的に情報を獲得できなかったりする方にとっては、学校という人と関わるための本番の場に臨むためには、練習の場が必要なのかなと。
その練習の場が、あしたデイズだと思ってもらえたら。なので、たくさん失敗もするし、たくさん学ぶし、本番をしっかり楽しめるよう、一緒に取り組んでいけたら。
*文部科学省 子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題
あしたデイズとは?
和歌山市の4-18歳の発達が気になる児童・生徒、知的障がい、発達障がいのある児童・生徒、学校に行きにくい方、不登校の方対象のコミュニケーションを学ぶ放課後等デイサービス・児童発達支援を運営する事業所です。