2025年10月11日
【中学生】プログラムのご紹介㉙
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【中学生】プログラムのご紹介㉙
聴覚から受け取る情報が何らかの原因で受け取りにくい、もしくは処理しにくい方のための練習のプログラムです。
色々な原因が考えらえるのですが、選択的に必要な音に注意を向けることができなかったり、適切に受け取っていたとしても忘れてしまったり、受けとることができる量に問題があったりとADHD、ASD、LDのような発達障がいのある方によくみられる特性です。
その困難さ、頭では、理解できるのだけど、いまいちピンとこないといったことあるかと思います。そんな時は、よく障がいのある方の疑似体験のようなことで困難さを実感するといった取り組みもありますね。
記憶の量の問題は、人それぞれ違うし、聞いたことを忘れる経験は、少なからずあるのかなと。
必要な音に注意を向けることが難しい、あまりピンときにくいですよね。良く言われているのが、昔ながらのテープレコーダーで録音した音の聞こえ方がそれに近いと言われています。最近の録音機器は、もう選択的に音を選び、録音する機能がついているのであまり気にならないかもしれませんが、昔のテープレコーダーはそんなことはなく、どんな音も全て同じように録音してしまいます。誰かがしゃべっている声を録音しようとしていても、周りの雑踏や机、椅子が何かにこすれる音、風の音など、ザーッと聞こえるあれですね。僕たちは、自分に必要な音を選択的に聞き分けているからこそ、実はノイズのような音は、自然と除外もしくは、注意を向けないようにしていて、そうでなければ、そのように聞こえてるようです。
その聞こえ方で日常を生きていると、なるほど、なかなか大変そうです。
このプログラムは、絵描き歌を聞いて、その通りに書いて見ようとうもの。ただし、お題は、知らないまま、その通りに書くことのみ。聞く練習です。
聞くことよりも、書くことの方が難しいですね…
あしたデイズとは?
和歌山市の4-18歳の発達が気になる児童・生徒、知的障がい、発達障がいのある児童・生徒、学校に行きにくい方、不登校の方対象のコミュニケーションを学ぶ放課後等デイサービス・児童発達支援を運営する事業所です。