2025年9月26日
各自治体の支給決定者(児)数とセルフプラン率
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各自治体の支給決定者(児)数とセルフプラン率
7月に事業所をスタートして、福祉ソフトだったり、ネット集客だったり、スタッフの採用だったりと色々な営業の電話があるのですが、今後福祉ソフトはもしかすると利用するかもなと、とある業者さんとお話する機会がありました。実際の利用はまだまだ先にはなりそうなのですが。
お話の中で、とても興味深かった資料が1つあり、ご紹介致します。
題名にもある各自治体の支給決定者(児)数とセルフプラン率という資料です。その資料がこちら。
セルフプランとは、福祉サービスを利用するためには、市区町村が発行する受給者証が必要なのですが、この受給者証の申請をするために必要になるサービス等利用計画案というものがあります。これは本来、指定特定相談支援事業者が作成するものですが、保護者、ご利用者本人がつくることもできます。この自身で計画案をつくることをセルフプランといいます。
資料にあるセルフプラン率は、相談支援事業を利用せずに自身でサービスの申請をしている方がどれくらいいるのかというもので、自治体の規模別に児、者ともに記載されています。
セルププラン率0%のところから90%を超える自治体と幅広いですね。ということは、自治体での特色・方針がそれぞれあり、地域差が大きいです。
ちなみに全国平均のセルフプラン率は、障がい者が15.8%、障がい児が30.7%で和歌山市で見てみると、障がい者が6.3%、障がい児が61.3%という結果でした。
あしたデイズの利用者さんのセルププラン率は、22.3%なので平均よりも下回っています。確かに相談支援さんからの紹介で来られる方が多い印象です。
まだまだ、相談支援の利用がすすんでいない、相談支援事業所の量が不足しているということでしょうか。
国としては、「障害者が地域で安心して自立した生活を送っていくためには、障害者が日々の暮らしの中で抱えているニーズや課題にきめ細かく対応し、必要に応じて適切な障害保健福祉サービス等に結びつけていくための相談支援が重要である。そうしたことから、更なる相談支援事業の充実を図っていく」という方向性のため、セルフプラン率を減らしていく方向かと思うので、より良い相談支援事業の充実が望まれます。
もし、相談支援事業所を利用したいという方は、和歌山市の障がい者支援課までお問い合わせくださいませ。
あしたデイズとは?
和歌山市の4-18歳の発達が気になる児童・生徒、知的障がい、発達障がいのある児童・生徒、学校に行きにくい方、不登校の方対象のコミュニケーションを学ぶ放課後等デイサービス・児童発達支援を運営する事業所です。