2025年9月23日
スケジュール管理について
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スケジュール管理について
この間、学校に行きずらいというご相談が立て続けにあり、原因と対策について考えてみました。
夏休み終わりあるあるでもあるのですが、夏休みが終わり、いつもできてたことができなくなる、生活リズムも乱れていて戻すのがむずかしい、週間、月間の予定を戻すことがむずかしいといったことがあるかもしれません。
徐々に学校へ行ったり行けなかったりしながら、元の学校生活に戻っていくといった少しずつ習慣化で戻るケースもあれば、深刻になってくると、リズムが狂ったまま、家から出れなくて習慣化もむずかしいといったこともあります。
じゃあなぜ、戻ってこないのかの一つの背景として、スケジュールの混乱があります。
小学年低学年だったり、知的に障がいがある方に起こりやすいのですが、生きていくために、生活するために手がかりとして、多くの方は、時計を見て時間を把握し、行動するであったり、カレンダーを見て見通しを立てていくといったかたちで見通しを立てています。
一方で、時計やカレンダーといったものは抽象性が高い概念なので、抽象的なことが理解しずらい方にとっては、生活するための手がかりにならないといったこともあります。その結果、自身で生活リズムを戻すことが難しかったり、不安が高くなって、外に出れなくなったりとリズムを作れず、習慣化できず、外にも出れないといった悪循環が起こります。
なので、本人の理解に合わせた手がかりとなるカレンダーが必要になってくるのです。抽象的な時間やカレンダーの概念を視覚的に構造化するといったやつですね。
三重県立杉の子特別支援学校のHPにとてもわかりやすい記事があったので、ご紹介します。こちら
「長期休暇明けから学校に行きずらい」、「行ったら行ったで楽しく過ごしている」、「時間の感覚をつかむことがむずかしい」といった方、スケジュールの混乱を疑って、取り組んでみてもいいかもしれませんね。
あしたデイズとは?
和歌山市の4-18歳の発達が気になる児童・生徒、知的障がい、発達障がいのある児童・生徒、学校に行きにくい方、不登校の方対象のコミュニケーションを学ぶ放課後等デイサービス・児童発達支援を運営する事業所です。