2025年5月18日
障がい福祉で働こうと決めたわけ①
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障がい福祉で働こうと決めたわけ①
今日は、日曜日ですね。世間では、お休みされている方が多いとは、思いますが、障がい福祉の分野で働くとなると生活をサポートするサービスや、余暇をサポートするサービスもあるため、暦通りに、休日があるというわけでもなく。
僕も、学生時代は、ガイドヘルパーと言う資格を取らせてもらい、土日祝日に障がいのある方の外出支援を行っていました。身体障がいのある利用者さんと活動することもありましたが、9割以上は、知的障がいや発達障がいのある利用者さんとの活動でした。
なので、実務経験を積み、介護福祉士の資格も取得できたのですが、車いすを押した経験がほとんどないまま、介護福祉士となってしまいました。そんなこともあるんですね。未だに、身体介護は、緊張します。
もちろん、ガイドヘルパーは業務として従事するので、時給は発生しますし、アルバイトのような感覚で活動していました。
それを始めたのが、大学3年生。その資格を取るきっかけを与えてくれたのが、大学2年生の時にはじめた知的障がいのある方の余暇支援のボランティアサークルでした。そこで活動していたメンバーさんのお母さんが、資格の取得を勧めてくださり、取得できることになりました。
そのサークルが、僕の障がい福祉との出会いと原点です。そのサークルの活動の時に感じた悔しさが今もこの仕事を続けている理由です。
「〇〇したいけど、できない」
それが、特性のせいだったり、その人を取り巻く環境であったり。人的な環境も原因の一つだと考えると、支援者も原因の一つです。支援者の関り方ひとつで、利用者さんのできることは、増えていきます、でも、逆に支援者が関わることでできなくなることもあります。それを学生時代に、思い知らされた経験が今も、忘れられません。
「なんで、そんなことになってしまったんだろう」、「なんで、うまくコミュニケーションがとれないんだろう」と悔しくて、利用者さんの働いている様子を見るため、通っている作業所に訪問したり、家庭での様子を見せてもらうため、家庭訪問したり、専門家の話を聞くため、グループホーム、作業所、外出支援、成人の入所施設、児童の入所施設と必死で色んなところに見学に行きました。
色んなところに行き、納得いく答えも見つからないまま、でも、できることとしては、いろんな利用者さんと活動し、経験を増やして、どんな方の困りごとも対応できるようになろうと考え、活動していた時、とある作業所で衝撃的な出会いがありました。目からうろこで価値観が180度変わるくらいの。
そこで僕の支援観がつくられました。それが、この仕事を続けている理由②ですね。
長くなったので、②は、また別の機会で。