2025年10月22日
不登校児童生徒の出欠の取扱いについて
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不登校児童生徒の出欠の取扱いについて
小中学校に通っている児童生徒が不登校状態の時、民間施設で活動した時、一定の要件を満たせば、出席扱いになる場合があること、ご存じでしょうか?
和歌山市には、学校に行きずらい児童、生徒は、ふれあい教室(適応指導教室)という公的な施設があり、こちらに通うと出席扱いになります。
一方で、一定の要件を満たせば、民間施設でも出席扱いになる場合もあります。令和元年10月25日に厚生労働省より出された「不登校児童生徒への支援の在り方について」という通知が根拠になります。こちら
じゃあ、要件とは、いったいどういうものかですが、こちらも厚生労働省からガイドラインが出ています。こちら
なかなか、画期的な取り組みだなと思いつつ、出席扱いすることのメリットは、どこにあるのか?と考えてみました。
①進学のための評価を得ることができる
高校進学するとなると、入試で良い点数を取ること以外にも内申での評価もあります。課題の提出状況、授業姿勢、出席日数が評価として含まれるので、出席日数が増えることで、評価も上がるということになります。
②どこかに通うことでの意欲の向上
不登校になった原因は、人間関係、学力、心身の不調など、様々です。学校へ行きたくないのであれば…とも思いますが、何とかしないといけないと個人的に感じることは、「本当は行きたいけれども、行けない」といった状況です。学校に行って、勉強したいけど、なんらかの原因で行けない。でも、別の民間施設だったら行けるという状況であって、そこにいくことで出席扱いになるのであれば、本人にとって行くモチベーションもより上がるはずです。
といったところでしょうか。
この仕組みとても興味があります。13:00-の不登校のクラスに来ている児童生徒もいてるので、本人、ご家族のご希望があれば、是非取り組んでいきたいと思います。
あしたデイズとは?
和歌山市の4-18歳の発達が気になる児童・生徒、知的障がい、発達障がいのある児童・生徒、学校に行きにくい方、不登校の方対象のコミュニケーションを学ぶ放課後等デイサービス・児童発達支援を運営する事業所です。