2025年6月6日
とてもお世話になった本②
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とてもお世話になった本②
児童発達支援・放課後等デイサービスの開所に向けて、あと24日。
今日は、とてもお世話になった本のご紹介②。
学生時代、ボランティアサークルで出会ったメンバーさんとの関わりで悩んでいた時期。
手探りで利用者さんとの関わり方を模索していた時期のこと。それまでは、障がいがあってもなくても、人対人なのだから、思いがあれば伝わるはずと関わっていたのですが、全然うまくいかない。4回生の時に出会ったメンバーさんは、特にうまくいかない。こちらが伝えたこともうまく伝わってなさそうだし、急に走り出したり、物を投げたり、人を叩いたり…
もうどうしようか、途方に暮れる毎日。でもなんとかなるはず!と根拠のない前向きな気持ちだけはある日々。ふと、その人の療育手帳の中を見た時、自閉症(現在の診断名は、変わっています)と書かれていました。初めて見ることば。知的障がいしか知らなかったので、なんだろなこれと。
調べてみると、そういう特性があるのか、常同行動、コミュニケーションの難しさ、社会性の問題…そうか、でもよくわからない。そんなことを知りたかったのではなく、どうすればうまくコミュニケーションが取れるのか、その人が伝えたいことを理解できるのか?を知りたい…え?!なんと世界には、もうすでに自閉症に対する効果的な支援システムがあるらしい、TEEACHプログラムというものでアメリカのノースカロライナ大学で研究されているらしい。まさに、井の中の蛙状態。特性を理解することがとても大切なことだと気づかされた瞬間。
さらに、そのTEEACHプログラムの考え方のベースとなる学問が応用行動分析という心理学の一つであることに、たどり着きました。世界は広い、視野を広く持つことは大切です。視野を広げなさいよと、何かとよく言われることだけど、身をもって実感。そこから一気に視界が広がりました。
その時に出会った一冊。おすすめです。こちら